キングダム弓矢兄弟は何巻の何話で登場？鮮烈デビューと知られざる過去

『キングダム』の中で特に印象的なキャラクターとして登場する弓矢兄弟。彼らの鮮烈なデビューはファンの間でよく語られるエピソードですが、具体的に何巻の何話で彼らは初めて登場するのでしょうか？

この記事では、弓矢兄弟が『キングダム』で何巻の何話で登場したのか、また彼らの生い立ちに隠された過去まで深掘りします。彼らがどの戦でどう活躍し、飛信隊にどのような影響を与えたのかを紹介します。

『キングダム』の弓矢兄弟、【仁淡兄弟】の最初の登場は、45巻の492話で飛信隊の入隊選抜試験で入隊します。

兄の蒼仁は小柄な体型に、八重歯が見えているのが特徴です。弟の蒼淡は巨体に優しい顔をしているのが特徴です。

二人はとんでもない腕の実力を持っていますが、基礎能力（体力）が無かったため、試験には落ちてしまいます。

しかし、落選した彼らのそばを信や河了貂が通り過ぎる際、「弓なら自信がある」と言い、弓の腕前を披露する事に。

河了貂から「体力試験で落ちてる分、弓実技で皆の倍の距離から正確に的を射抜くぐらいしないと残れないよ」と言われてしまいましたが、結果は兄弟揃って普通の人の10倍以上の距離から正確に的を射抜いて見せるのでした。

仁淡兄弟（弓矢兄弟）の父は中華十弓の蒼源

蒼仁・蒼淡の父は蒼源という、秦で唯一人の中華十弓に名を連ねた弓の達人です。

中華十弓に数えられた蒼源は麃公軍の兵士の一人で、弓騎兵だけで構成された遊撃隊を率いていました（名前は蒼弓隊）。

更に蒼源は飛信隊の岳雷と深い関係にありました。

以前にある戦場で窮地に陥った隊を救いに行った蒼弓隊（蒼仁・蒼淡の父が率いる弓隊）は、敵の多大なる伏兵に遭い破れましたが、そこで救われたのが岳雷の所属する隊だったのです。

蒼仁・蒼淡の実力は中華十弓クラスと言われています。

中華十弓は元々、趙・武霊王の時に全土から弓自慢を集めて腕くらべをして、その時の上位10人をそう呼んだのが始まりでした。そこで優勝した金令が、500歩離れた的に対して十射中八射、射抜いたとのことでした。

蒼仁・蒼淡の二人はその距離から十射中十射、的を射抜くシーンが描かれました。弓の実力だけならば当時の中華十弓と遜色なく肩を並べるレベルという事です。

蒼仁・蒼淡の二人の初陣は、二人にとって忘れられないものになりました。趙国の列尾という城を、飛信隊と山の民で落とすという初陣でしたが、、、

山の民が城を落とすための援護射撃を託された蒼仁・蒼淡でしたが、蒼仁は手が震えてしまい、蒼淡は最後まで人を狙う事が出来ませんでした。

この時点で仁淡兄弟は人を射った経験が無く、また、自分たちの弓の実力であれば相手を必ず死に追いやる事が分かっていたからです。

それでも蒼仁は覚悟を決め、飛信隊の中で第一武功とも言える成果を残しました。一方の蒼淡は最後まで敵を討つ事は出来ませんでした。

そんな初陣を終えて落ち込んでいた蒼仁を支えたのが河了貂です。

河了貂は「震えてこその飛信隊だよ」と蒼仁に伝え、「その優しさと弱さは、これから強くなれる証だ」と蒼仁を勇気づけるのでした。

『キングダム』第45巻では、壮大な黒羊の戦いが描かれます。この巻の主要な焦点は、秦の桓騎と趙の紀彗の間で繰り広げられる戦略的な駆け引きです。桓騎は自身の猛攻で紀彗を圧倒しようと試みますが、紀彗は冷静に対応し、その知略で秦軍を苦しめます。

この戦いの中で、若き将軍の信も重要な役割を果たし、多くの困難を乗り越えながら成長していく様子が描かれています。また、文官たちの戦いや、東西の王の戦略会議も重要なポイントとして描かれ、物語に深みを加えています。各キャラクターの戦略と成長が絡み合いながら、緊迫感あふれる展開が続きます。

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