キズパワーパッドはいつまで貼る?傷の種類による使い方とは

キズパワーパッドはいつまで貼る?傷の種類による使い方とは

キズをカバーするために貼る絆創膏に似た、キズパワーパッドはかなりの優れものなのですが、使い方がよくわからないということがありませんか。

実際にキズパワーパッドを使ってみて、いつまで貼るのがいいのか?貼ってから張り替えるタイミングはいつ?

などという疑問も出てくると思います。

使ったことがない方だと、最初にキズパワーパッドを使うには何かと心配事が付きまといますよね。

そこで今回はそんなキズパワーパッドを使ったことがない方、またはそうでない方にもキズパワーパッドの使い方を紹介します。

 

キズパワーパッドとは?

キズパワーパッドは絆創膏の一種で、できた傷を早く治したり、剥がした後にも傷跡が残らないという新しい絆創膏です。

普通の絆創膏といえば、傷口を保護して痛みを紛らわすために使います。ですが、キズパワーパッドはこれに治療を施す機能が加えられているんです。

これまでの傷の治療では、すり傷や切り傷は乾かしたほうがいいと言われてきました。

そして、かさぶたを作って天然の絆創膏によって治すことでした。これはドライヒーリングと呼ばれている治療法になります。

これに対して、キズパワーパッドは傷口を乾かないようにして治すのが湿潤療法です。人間にはもともと自己治癒力が備わっています。このもとからある治癒力を発揮するためには、ケガをしたときに出る体液である滲出液が必要なんです。

体内から出る滲出液の中には、皮膚の再生に加えて傷口の修復を行う機能があります。傷口を乾燥させてしまうと滲出液の機能が十分に分泌されずに、傷が完璧に治るまでに時間がかかったり、いつまでも傷跡が残る原因となります。

普通の絆創膏に比べてキズパワーパッドは全く逆の療法で人間の治癒力を利用した療法になるんですね。

 

キズパワーパッドはいつまで貼るのか?

キズパワーパッドはいつまで貼るのかというと、正確には切り傷や擦り傷などの、傷の種類によっていつまで貼るかが変わってきます。

キズパワーパッドをいつまで貼るのかを傷の種類別の目安を紹介します。

 

ちょっとしたすり傷は1〜2週間が目安

転んでひざを擦りむいたり、ザラザラしたものが皮膚をかすってできるのをすり傷とします。

傷の具合が軽い状態であれば、皮膚の表皮や真皮の途中まで擦り取られていて、皮下組織は無傷です。傷が深い部分と浅い部分があって、点状に出血することが多いです。

キズパワーパッドは通常の絆創膏に比べて治りが圧倒的に早いですが、すり傷が完治する前に剥がしてしまうと治りが遅くなってしまう可能性があります。

いつまで貼るかですが、すり傷の場合は完全にすり傷がふさがるまでです。小さなすり傷でも剥がさずに貼ったままにしたほうがいいです。傷後が残らないようにするためです。

キズパワーパッドをいつまで貼るかは、すり傷の大きさによって異なりますが、傷口が完全にふさがるまでは、様子を見ながら貼り替えて経過を見るのがベストです。

張替えは目安として1日〜3日に1度くらいの頻度で交換すれば大丈夫です。3日以上経ってしまうと、浸出液が古くなって感染症の原因になるので注意しましょう。いつまで貼るかは傷の程度が軽度で1〜2週間が目安です。

 

靴擦れは1週間が目安です

キズパワーパッドには、普通のタイプと靴ずれ用のものが販売されています。

靴擦れができやすいかかとの部分に貼っても取れないように工夫がしてあるので、長く貼り続けることが可能となっています。形も楕円形になりかかとに貼りやすい形で、目立たない肌色の半透明色なので安心して治療することができます。

靴擦れが起こるのは、新しい靴や履きなれない靴を履いた時にすぐに起こります。

靴と皮膚が摩擦によって皮が剥けたり、水ぶくれになることもありますよね。

靴擦れになってしまったら、まずは傷口を水道水で洗って清潔にして、キズパワーパッドを貼り付けます。

傷ができたらすぐに貼るのがキズパワーパッドを活かすポイントです。時間が経ってしまうと滲出液が出なくなり、傷後を残さない湿潤療法の効果が出なくなります。

貼ってしばらくすると傷口から滲み出てくる滲出液をキズパワーパッドが吸収して、その部分がジェルになって白く膨らんできます。傷が治ってくると滲出液が減っていきます。貼り替えていくと徐々に白い膨らみが小さくなっていきます。

いつまで貼るかですが、感染症を防ぐためにも2〜3日したら一度取り替えたほうがいいでしょう。

足はずれやすい部位なので、もし剥がれそうになったら、傷口と周りを水道水などで洗ってから貼り替えます。他にも滲出液がパッドから漏れ出そうになった時にも交換が必要です。

いつまでもそのままにしておくと滲出液が古くなるので注意が必要です。

様子を見て感染症の恐れがないようであれば、最長で5日間は貼り続けることができます。

いつまで貼ればいいかは靴擦れの度合いによって異なりますが、最長で5日なので傷ができてすぐ貼った場合は湿潤療法とはいえど5日くらいで交換したほうがいいでしょう。

 

浅い切り傷は1〜2週間が目安

ナイフ、紙などの鋭利なもので鋭く切れているのが切り傷です。傷のふちが平らで、大きく裂けているのが特徴です。傷が深い場合は神経や筋肉などが損傷を受けている可能性があるので、すぐに病院に行ったほうがいいです。浅い切り傷であれば、自宅でケアすることができます。

切り傷を負ってしまうと、出血がしばらく続くことがあります。切り傷の場合、血が出ているようならば傷口を圧迫すると血が止まりやすくなります。温めると出血量が増えてしまうので、ある程度出血が治った流水で傷口を洗い流します。出血が少なくなったら清潔なガーゼやタオルなどで水気を拭き取ってキズパワーパッドを貼ります。傷口に貼るときに手のひらでキズパワーパッドを温めてから貼ると、粘着力が増して剥がれにくくなります。

比較的大きな切り傷だとしばらく滲出液が止まらないことがありますが、そのままキズパワーパッドで保護しておけば2〜3日で滲出液が出てこなくなります。いつまで貼るかですが、新しいキズパワーパッドを貼った翌日にハイドロコロイドが膨らまなくなれば、だいたいよくなってきた証拠です。

剥がしたときに傷口が乾いて薄い膜が張ったような状態になっていれば皮膚の再生がだいたい完了しています。いつまで貼るかの目安は、浅い傷なら1〜2週間が目安です。

 

キズパワーパッドはいつまで貼るという違いはある?

キズパワーパッドをいつまで貼るかですが、皮膚が再生して白っぽくなる&パッドに滲み出る滲出液がほとんどなくなって白い膨らみがなくなるまでです。

もちろん、心配ならばこれ以降もキズパワーパッドで保護してもかまいません。キズパワーパッドは湿潤療法の治療目的に加えて、普通の絆創膏と同じで保護機能も備えているのでバンドエイドの代わりとして使えます。

「バンドエイド+湿潤療法の治療効果→キズパワーパッド」です。いつまで貼るかを考える理由は、キズパワーパッドはバンドエイドよりも割高な絆創膏だからです。

価格が気にならないというのであれば、絆創膏代わりにキズパワーパッドをいつまででも貼るという選択も、その方が早く治るという意見もあります。

 

キズパワーパッドの使い方

キズパワーパッドを貼る前に
★水道水で傷口に付いた汚れや雑菌を流し落とします。

★清潔なガーゼやティッシュペーパーで水気をふき取ります。

★傷口には消毒液や軟膏を使用しない。

★患部によっては体毛の処理をしょよう

 

注意:消毒液を一切使用してはいけないものと勘違いされている方が多くいらっしゃるようです。消毒液や軟膏をキズパワーパッドと一緒に傷に閉じ込めては行けないのですが、最初の衛生処理として消毒液の使用は大丈夫です(その後の使用の必要はありません)。但し、消毒液使用後は残留液がないようによく洗い流してからキズパワーパッドを貼って下さい。

 

キズパワーパッドの貼り換え時期

キズパワーパッド使用中
キズパワーパッドを貼ってしばらくすると傷口から「滲出液」が分泌されます。

キズパワーパッドが滲出液を吸収して傷口部分のキズパワーパッドが白く膨らみますが全く問題ありませんのご安心さい!

傷口が深く大きい程、滲出液の分泌が多くなります。

なので、キズパワーパッドに溜まる滲出液も多くなり不安になりますが剥がさずに我慢。我慢です

 

新しい傷であれば2日、または滲出液が横漏れした時に貼り換えましょう。

ずっと貼っおいた方がいいんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、痛みはなくとも傷が化膿している場合もあります。

怪我をして間もないうちは傷口の確認も大事。

やはり最初は2日間程度で、キズパワーパッドを取り換えて傷口の確認をしましょう。

その後は、傷の状況をみながらになります。