映画「セブン」を見た感想【ネタばれあり】ラストシーンが驚きです

映画「セブン」を見た感想【ネタばれあり】ラストシーンが驚きです

映画「セブン」は1995年に上映された猟奇殺人のサイコサスペンスの映画です。

キリスト教の7つの大罪になぞって殺人が行われ、刑事側がいつも後手に回り、犯人にしてやられてしまうサイコパス全開のグロテスクな作品になっています。

若いころのブラッド・ピッドの演技やすでにベテラン俳優のモーガン・フリーマンとの掛け合いが絶妙な映画でもあります。

この映画ができてから20年以上も経ちますが、現在でも人気の映画で何回も見れる作品です。そんな映画「セブン」のあらすじや見どころを【ネタばれあり】で紹介します。

まだ「セブン」を見ていない人はぜひ週末にでもゆっくりと見ていただきたい。

映画セブン

映画の始まりは雨の降り続く、とある大都会での殺人事件からはじまります。

退職まであと1週間と迫ったベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピッド)は、ある死体発見現場に急行します。

死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂でした。

現場の状況から犯人によって手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強制されていたことが判明し、殺人事件と断定されます。文字で書くと簡単ですが実際の映画のシーンでは本当にグロテスクな内容になってます。

サマセットは死体の胃の中から発見されたプラスチックの破片から、現場の冷蔵庫の裏に犯人が脂で書いたと思われる「GLUTTONY(暴食)」の文字と、事件の始まりを示唆するメモを発見。

次の被害者は強欲な弁護士のグールドであり、彼は高級オフィスビルの自室で血まみれになって殺されていた。死体はちょうど贅肉の部分を1ポンド分切り落とされており、状況から犯人は2日かけて、被害者にどこの肉を切るか選ばせていたと推定。

現場には被害者の血で「GREED(強欲)」の文字が残されており、サマセットは、犯人が「七つの大罪」をモチーフにして殺人を続けていると判断します。

このあたりからのサマセット刑事(モーガン・フリーマン)の捜査力が光る演技が、さすがはベテランといった感じの雰囲気でファンにはたまらないでしょう。

 

七つの大罪とは

七つの大罪とは6世紀後半のキリスト教の教皇「グレゴリウス1世」が決めた、人間を罪へと導く可能性がある七つの欲望・感情のことを指します。

傲慢「PRIDE」

嫉妬「ENVY」

憤怒「WRATH」

怠惰「SLOTH」

強欲「GREED」

暴食「GLUTTONY」

色欲「LUST」

の七つで、この七つのテーマによって映画の中では殺人が行われていきます。

始めの殺人や2つ目の殺人の現場で、すでにグロテスクなので他にも5つの殺人があるとなると、見ごたえがあり、どんどん映画の中に引き込まれていきます。

さらに犯人は天才的な頭脳を持ち、警察の捜査の進展具合を予想された殺人が計画されていて、犯人を追い込めたいのに、警察側は常に後手に回ってしまいます。

アメリカ映画では珍しい正義の思い通りにはならない内容の映画で、サイコパス全開の犯人にまったく歯がたちません。

次々に殺人事件が起こる中で、名推理を見せるサマセット刑事ですが、その名推理も犯人の思い通りなのが本当に驚きです。

 

映画「セブン」は犯人役もハマってる

結局、犯人を自ら確保できない警察側ですが、犯人のほうから自首してくるという展開になります。

この犯人役のケビン・スペイシーの演技も絶妙で、典型的なサイコパスを持った犯人像にぴったりの役回りとなっています。

映画の中では物静かな犯人で、頭脳派で警察の捜査力では絶対に捕まえられないことを示しています。

犯人自ら自首してきたときには、すでに5つ目までの殺人が「7つの大罪」に沿ってすでに終わっていて、残りの2つの殺人はどうなるのかと、本当に気になるところです。

 

衝撃のラストシーン

常に余裕の態度の犯人ですが、すでに7つの殺人を終わらせているのでしょうか。

弁護士を通してサマセット刑事とミルズ刑事を指名して、ある場所へと案内されます。この場所にプレゼントが届くとだけ言葉を残して、本当に小包が現場に届きます。

ここからはぜひとも自分で見てほしいシーンで、本当にアメリカ映画には珍しいラストシーンとなっています。

常に正義が勝つという基本的なスタンスを大きく裏切ったラストシーンは、映画なのに感情移入して本当に可哀そうなものでした。

 

最後に

はっきりと言ってハッピーエンドの映画ではないですが、20年たった今でも何回も見れるサイコパス的映画の1つです。

何よりもブラピとモーガン・フリーマンのやり取りが素晴らしいので、まだ見ていない人は絶対に見てほしいやで。